ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力
最近目にするようになったweb2.0って何なのか、読んでみればわかるかなあと思って手に取った本。
しかし、実際にはWebが何なのか分かっている人のための本だった。インターネットの新技術と、それを使った
ビジネス、そしてネットの登場ゆえに変わりつつある言論のあり方まで幅広く話題が展開する。
自分のよく関わっているブログやミクシィ、2ちゃんねるの話はよく分かり、その問題提起にもうなづける部分があったが、技術論やビジネス論はあまりにもカタカナ用語が多くて、あまりわからないところもあった。
普通のユーザーから見て「ウェブは世の中を変えるか?」という問いに対して、変えるとしたら、
その主体は業界人ではなくむしろユーザーなんだろうな、と思い、そこが面白かった。