ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

Web2.0とはどんな世界を私たちに与えてくれるのかということを、人類の文明史におけるITの位置づけとともに描き出す『ウェブ進化論』を読んでいますと、グーグルにしてもリナックスにしても完全な公平性と透明性とオポチュニズムによって成り立っていると書いてあったんですが、小室直樹さんの資本主義原論をふと思い出し、なるほどグーグルやリナックスというのは資本主義の最たるものなんではないかと思いました。小室直樹さんの本では資本主義とは情報が完全に解放されている状態で成立するのですなんてことが書いてあったのです。
上の2冊を購入してきました。ブックカバーがめちゃくちゃほしいんですけどいいのないかなー。ウェブ進化論というのはベストセラーになったほどの有名な本ですが最近まで知りませんでした。第一希望の会社説明会に行った時に、未経験者からエンジニアになった人が話していましてそれでこんな本もあるんだなーと思いつつ探していたものです。
「まったく関係のないWEBエンジニアという職業にこの本を読んだだけでなろうと思えた」これはすごいなと思います。その言葉の印象がとても強かったので覚えていたんですね。まだ読み始めていませんが、移動中にちまちま読もうと思います。


筑摩書房 ウェブ進化論 ─本当の大変化はこれから始まる / 梅田 望夫 著