ウェブを進化させる人たち

最先端の人達のイマジネーションが社会を引っ張っていく。その15人が湯川鶴章という人物の先導でその妄想を明確にしていく本。 この本がオススメできるのは、著者が時事通信社のITジャーナリストである点です。
若手起業家の取材というと、成功ストーリーや生い立ちが焦点になることが多く、もちろん読み応えはありますが、やはり気になるのはビジネスモデルや収益モデルや次の一手が気になります。
著者の湯川鶴章さんがうまく切り込んでいくので、類書よりも経営者たちの返答がダイナミックな感じがします。
もちろん抽象化された返答に留まりますが。